WEB店限定お取り置き
いつもお越しいただきありがとうございます^^
少しずつ蒸し暑くなってきましたね~
GW目前!ということで
バタバタしております。
何をバタバタかというと
口座にちゃんとお金を入れて置き(引き落としとかでお金がなくならないように)
仕入れの材料がなくならないように仕入れを行い
郵便局へ取り扱いの確認を行い
という準備的なバタバタです。
ただ、新聞でもスーパーの社長さんが言ってました
「準備は万端!でも、お客様が来ないとねぇ。長期休暇で
閑古鳥がなくんじゃないか、仕入れが無駄になるんじゃないかって心配。
仕入れの調整が難しいです」と。
わかります!その気持ち!
生鮮品じゃないから、弊店はいいのですが、仕入れ難しいですよね。
どれくらいの人が日常を離れるのか見立てもできないですしね。
本当に10連休、売り上げが落ちないことを祈るばかりです。
とはいえ、実家に帰られる方や旅行に行かれる方、田舎へ顔を出される方
様々いらっしゃるかと思います。
おうちを留守にされる間、郵便受けに商品が止まっているのも心配
という方もいらっしゃると思うので
WEB店限定で5/7までお取り置き措置を取らせていただくことも可能です。
ハンドメイドサイト受付分は申し訳ないのですが
5/7以降の発送を希望されるお客様はゆうぱっくをご指定下さいませ。
5/7以降の指定で発送させていただきます。
お取り置き分が増えてしまいますと、大変なことになってしまいますので
ご理解をお願いいたします。
GWの発送は基本的には4/30・5/1・5/2の予定です。
(でも明日も発送しますけどね)
全く進んでいない勉強を10連休中にがんばってすすめて終わる予定です。
GW・・・地味~。まぁいいか。
お暇な方は覗きにお越しくださいね。お得なこともあったり~なかったり~。するかもしれません。
ラリマーのようにすっきりとしたブルーが広がるお天気になれば
と思いますが予報では雨や曇り予想のようですね。
新しい時代の幕開けに似合う穏やかな陽気でありますように。
さて
この仕事をして難しいなと思うのは文章での言葉の伝え方。
話し言葉でも難しいのですが
特に文章では
こちら側が特に怒ったり不快に思ったりしていなくても
伝えたいことが「向こうにとって不利なこと」であった場合
怒ったようにとられないかな?と気を遣うことがあります。
英語の良さは、あまりそういった文脈が出にくく
言いたいことだけを伝えることができることにあると思いますが。
日本語ハ、トテモ難シイ。
もちろん、私もお店の立場にたったとき
お客様から例えば「届いた商品がこうだった」と言われたら
文脈から、ただただ怒っているのか
もしくは不具合があって交換してほしいのか
もしくはイメージと違うから返品したいといってらっしゃるのか
を計ります。
思っていなかったものが届いたとき、いろいろと手間がかかりますから
マイナスな気持ちを持たない人はいないとは思うのですが。
やはり「怒り」が入っている文脈と入っていない文脈がありますよね。
毎回思うのは、私は仕事柄「いわれたことはすべて勉強になる」と思っているので
つとめて冷静に伺うように心がけていますが
正直なところ、敢えて「悪いもの」を送るお店はないわけです。
だましてやろうという考えでお店をやっている人は別ですが
でも、仕入れて、作って、売って、包んで、発送して・・・という手間が
かかっているわけですから
わざと「悪いもの」を送ろうという気持ちは全くないです。どんなお店もそうだと思います。
今の時代は特にお店の評価にも関わります。
一つでも悪い評価が出たら売れ行きにすごく作用があることは事実で
一つの口コミでお蔵入りしてしまうこともあると思います。
なので、「悪いものをわざと送ったんじゃない?!」という性悪説の視点をなくせば
お店とお客様という立場を超えて
情報のやり取りも含めて、お話できることは楽しいことだと思うのですが
これが、なかなか難しいです・・・。
どちらの立場であったとしても。
大体が誤解というか言葉の齟齬があったりすることもありますし
お店としてはお相手に失礼のないようなやり取りや言葉しか出ないですし。
という前置きが長い話になったのも
今回、私がお客(仕入れ側)で相手がお店(仕入れ先)で起こったことが
あったからなのですが。
そして以下、私含め素材の勉強のために書きます。
あくまで対応を曝したいという目的じゃなくて
天然シェルの偽物と本物は・・・!というために書いておりますので
お間違えの無きように。
先日、初めて仕入れるお店で
天然ホワイトシェルというパーツを見つけてたくさん仕入れました。
写真ではシェルでした。
安いというのもあって、これを使えば夏らしく安いお値段のアイテムが
ご提供できるなぁと楽しみにしておりました。
そして手元に届いて梱包を開けましたら。
シェ・・・シェルじゃない・・・。
天然ホワイトシェルどころかアクリルだよこれは・・・。
というパっと見も手触りもどこからどう見てものお品なのでした。
困ったなぁというのがその時の気持ちです。
なぜなら
・きっと、仕入先で天然ホワイトシェルって書いてあったんだろうな
・お店の感じからして始めて間もないから真贋の判断がつかなかったのだろうな
・これ、アクリルですよといっても分からないだろうな
という3点から総合して「困ったな」でした。
天然素材を扱っている人なら、鼻で笑うくらいすぐわかるレベルのアクリルなんですよね。
精巧には作ってありますが
私のお店で仮に天然ホワイトシェルです!って販売したら
1~2割くらいのお客様は「え?」って思うと思います。そしてクレームが来る。
(夜間撮影なので綺麗な写真ではなくて申し訳なし)
手持ちの天然ホワイトシェルが左で今回の仕入れパーツが右です。
写真ではわかりにくいでしょう?
本物をとなりに置いているから明らかなところはあるかと思いますが
右側だけ見たら、こういうシェルもあるかな?ってなりますね。
これ、天然シェルじゃないですよって伝えにくいな~
でも、言わなきゃな~お店で持っていてもしょうがないから
返品お願いしないとな~と文面をすごく考えながら書いたのですが
やはり反応は、あまり伝わらない感じでした・・・。泣
(返品はしていただけるという誠意ある対応はしていただきました)
本当は、え?そうなんですか?どこがですか?という突っ込みを待っていたのですが
「仕入先は天然シェルと言っている。割ってみたけどシェルだと思います。
一つずつ模様も違いますし。」
というお答えでした。(これ、別に対応を晒したいというわけではないですよ。)
わかるんです!このお答えも!
最近のシンセティックや偽物はすごく精巧でわかりにくい。
そして海外の仕入れ先はさらっとナチュラルじゃなくてもナチュラルと書く。
だから、仕入れで重要なのは
仕入先のことを完全に信用してはいけない、という姿勢は絶対なんです。
結局は販売するお店の信頼にもつながりますよね。
先のパーツを天然ホワイトシェルですって販売しちゃったら
うちの信用無くなってしまう。
まず仕入先が言う模様が一つずつ違うというのは
アクリルでも当たり前。
今回仕入れた粒は裏面に補強のアクリルが貼ってあって
表面は天然シェルの張り合わせで薄くさらにアクリルで覆っているという説明のパーツでしたが。
作り方を簡単に言うと
マーブルアクリルを板状につくる。
(マーブルアクリルは簡単に言うとネイル瓶のなかでちょっと
マーブルになることありますよね?そういう感じでざっくり薬剤混ぜて固めるんです)
で、型で切り落とす(クッキーを作る要領で)。なので同じ模様がでない。
今回のものに限って言えば、裏面補強なので
より安いアクリルで作られています。シート状のアクリルを張っているという
低価格で作られているパターンです。
アクリルも高級アクリルは高い素材です。全部アクリルで質が高いもので作るのは
高い技術がいるようになるからです。アクリルが悪いわけではありません。
分かる人が見たらすぐに分かるのですが
分からない人には伝えにくいので、一応特徴としてお伝えしたのは
パール偏光の部分の粒です。
突っ込みがあれば写真をお送りしたいと思って撮影しましたが
突っ込みもらえなかったので
これは宝石用の10倍ルーペで除いたパール偏光の部分。
天然ホワイトシェルです。
焦点が合わないような感じで偏光がつながっていますよね。
これもっと電子顕微鏡までいったら粒子が見えるのかもしれませんが
天然シェルのパール偏光はこんな感じです。
皆さんもアワビとかサザエ食べたときに是非観察してみてください。
今回のパーツの拡大。
↓
目視ではもっとわかりやすいですが
ルーペ使わなくてもグリッター塗ってます感が出ています。
ネイルのパールのように偏光の粒子がきらめいているのがわかります。
天然のシェルでは絶対にありえないです。
こういうのでも海外の仕入れ先は強気に「天然」って言ったりしますからね。
というわけで、ご参考までに。
私個人としてはこういうことはすごく勉強になるし
面白いなぁ!と若干ワクワクしながらアクリルとシェルを見比べました。
なので全然怒った気持ちはなくお相手にお伝えしたのですが
伝わってないだろうなぁ。
通常、天然シェルをルーペで覗くことないですからね^^;
面白い経験でした。
長くなってしまいました!
GW中お暇な方は遊びにお越し下さい。
予定たくさん!という方はどうぞお気をつけて
楽しいGWとなりますように♪
Silvia de atelier
0コメント